私たちは医療機器のプロフェッショナルとして
『最高のサービスを提供する』ことに誇りを持つ集団です。

常に安全に、ていねいに、そして綺麗な作業をご提供し、日夜動き続ける医療機器の安定稼働を支える
「医療機器のドクター」として医療の世界に貢献しています。

30年の歴史History

アクト・セン株式会社は2021年、創立30周年を迎えました。
創立時より勤務する社員へのインタビューから、これまでのアクト・センをご紹介いたします。

アクト・センと私の30年(1991年入社 Sさん)

日進月歩の分野での30年、
日々の学びが私のプライド

1895年、X線はレントゲン博士によって発見されました。技術革新により1970年後半になると、現在の第5世代X線CT装置といわれるものの原型に近い第3世代CT装置(Rotate/Rotate方式)が開発され、1982年には国産CT装置の発売にいたりました。

当時の開発スピードには目を見張るものがあり、僅か9年後には当時最先端の機器が発表され、それに実際に触れて勉強させて頂くことができました。
初めての国産CT発売から39年*1が経ちましたが、その中の30年間には我々アクト・センのパワーも宿っています。そう思うと、凄い!と思います。(*1:インタビュー時)

すばらしい仲間たちに支えられた
勉強の日々

私がアクト・センに入社したのは、会社創立の1991年でした。前職の上司のリーダーシップ、決断力にほれ込んで、その方を追いアクト・セン13人目の社員となりました。以来30年。とにかく、一心不乱に勉強をした日々でした。楽しいこと、辛いこともあり、振り返ると早いものですが、一日一日が思い出に残っています。
入社後、カスタマーサービスエンジニアとして、埼玉、群馬、秋田、八王子と異動し、多くの仲間と仕事ができたこと、一緒に悩んだり徹夜したりしたことも、今となっては良い思い出です。

海外での研修旅行にも連れて行っていただきました。
グアム、香港、ハワイと、アクト・セン社員全員での旅行は楽しかったです。顔なじみから初めて会う人まで一緒の旅行は、まるで家族と過ごすような一体感が感じられました。

「人という技」が大切なのです

やりがいを感じる理由には、報酬、感謝、成長、好きだからなど、人それぞれに違いがあると思います。 もちろん良いことばかりではありません。叱責を受けること、自分の至らなさに気付かされることもたくさんあり、挫折しそうになったこともあります。その時にはいつも良き仲間がいてくれました。そんな中で30年が経ちました。

自分が未熟な時には、感謝されることにやりがいを感じることもありました。でも今はそれだけではありません。与えられた仕事を高いレベルで、平均的に、バラつきなく完結することに重きを置き、会社理念である「最高のサービスを提供する」ことを常に目指しています。

やりがいを得るために仕事をするのではなく、最後にやりがいを感じ取れたら最高と、今も進行中です。私はただ単純にアクト・センの看板を背負って仕事するのが好きなだけかもしれません。エンジニアが目指す職務は、機械を修理・点検し、お客様に安心して使っていただくことと、装置を使った検査を受けられる患者様とご家族に安心をお届けすることだと思っています。そのためには「人という技」が大切です。

進化したプロ集団、
アクト・セン

これまで1日の半分以上、人生の半分以上をアクト・センで働いてきました。私にとってアクト・センを一言で表すと「昭和」です。これは決して悪い意味ではなく、自分にしっくりくると言うべきでしょうか。昭和の時代とはすなわち、古き良き時代、根性論の時代、仕事は目で盗む時代であり、エンジニアも「職人」としてのプロ意識を高め、一度経験したことは叩き込むことで、パートナー企業からの信頼を得て成長してきたのではと思っています。

当時、サービスは勘と経験と度胸(KKD)と言われたものでしたが、それはもはや通用しなくなりました。現在はエビデンスとトレーニングと蓄積されたデータに裏打ちされた教育の下、進化したプロ集団が集まる会社に変化していると感じています。最近ではさらにプロ組織が成長し、昭和の会社から平成、そして令和の会社へと進化していることをひしひしと感じています。時代にあうように変化できる会社なのです。

心地よい会社

仕事以外では、アットホームな会社だと思います。役職での呼称をせず、”さん”で呼び合っています。それが許されているところにも風通しの良さを感じます。社員同士みな仲が良く、(コロナ禍で最近は行えていませんが)飲み会はもちろん休日もBBQをしたり家族ぐるみでの交流を行ったりもする、気さくで心地よい会社だと思います

新たな職場CSC

入社から6年間は、お客様に出向いてメンテナンスを行うカスタマーサービスエンジニアとして各地で勤務し、その後現在のCSC(カスタマ・サポートセンター)に異動となりました。

お客様コールの対応ほか、全国のカスタマーサービスエンジニアのサポート業務を行い、帰宅時間は22時を過ぎる日もありました。多少の修理経験はあったものの、見たことも触れたこともない機種も多数あるうえに、全国からのコールですから不安で一杯でしたが、諸先輩の力を借りて乗り越えることができました。ここで身に付いたのが、マニュアルの大切さでした。そしてマニュアルをしっかりと読み解く力があれば大概のことは行えるという自信が備わりましたね。

入社当時を思い出すと、ハラハラしていたのもいまや楽しい思い出です。 振り返れば23年近くCSCで業務をしています。もはや多少のことではうろたえません。

アクト・センとは

全国の病院からのコールに対応する職務上、過去には子供の行事に参加できないこともありました。休みが合わず、家族旅行に行けないこともありました。しかし、医療の世界に貢献する私の仕事を理解し、支えてくれた家族がいました。特に、妻としてまた母として、日々家族のために頑張ってくれた妻がいてくれたからこそ今があるのだと思います。妻も同じくらいアクト・センを愛してくれて、感謝しています。なお、今では、夏休みも1週間ありますしGWも緊急作業要請などがなければきちんと休めます。年末年始もほぼ休めています。

最近では自分の子供と同じくらいの社員と話すことで、若い頃の感性や考え方を改めて思い返します。時代は変わっても変わらないものがあるのを心からうれしく思います。
(インタビュー:2021年8月)

保有資格Qualification

法令を遵守し、時代に適した高度な技術を身に付け、お客様と向き合ったサービスを提供するためISO90001や医療機器修理業を取得しています。

GWINグループGWIN Group

アクト・セン株式会社はGWINグループの一員です。
GWINグループは、
企画/開発・販売・点検/修理・経営コンサルタント業務など、
さまざまな分野で各社が力を発揮し、
安心と信頼のために最高のサービスを提供する企業集団です。

その歴史は、1991年アクト・セン株式会社の創業から始まりました。
1995年には医療機器の販売から据付け・メンテナンス・漏えい線量測定までを手掛けるスペリオルアドバンテック株式会社、
北海道における医療機器のメンテナンス、据付けなどを行う大通システム株式会社を設立。
翌年にはグループ全体の間接業務、研修などを行う株式会社オフィス・インテグラル、
2011年には車両リースサービスや総合保険コンサルタントを担う株式会社アシム・クリエイトも加わり、
それぞれの企業がそれぞれの強みを生かし、グループとして最高のサービスを提供することに貢献しています。